EV向け 純銅コネクタ(ローレット・スリット付)

| 精度 | 内径20μm |
|---|---|
| 材質 | 純銅 |
| 業界 | 自動車 |
| 加工工程 | 自動盤加工 |
| サイズ | φ15×L40mm |
本製品は、電気自動車の大電流回路に使用される純銅製コネクタです。外周面にはローレット加工(が全面に施され、先端部にはスリット が複数設けられた、高い機能性と複雑形状を兼ね備えた一体削り出し品です。
ローレット加工は、相手部品との組み付け時の把持性向上や、ハウジング等への圧入・固定時における抜け・回転止めの役割を担います。また先端のスリットは、端子の弾性変形を利用した接触圧の確保や相手ピンとの確実な勘合を実現するのに役立ちます。切削加工であれば、限られたスペースの中で角度・段差・スリットなどを同一工程で施すことができ、三次元的な設計の自由度が飛躍的に向上します。
材料には純銅(C1100等)を使用しており、優れた導電性と熱伝導性により大電流環境での安定した通電と放熱を両立しています。一方で純銅は粘り気が強く難削材であるため、ローレットやスリットといった精細な形状を量産レベルで安定加工するには高度な技術が求められます。純銅専用に刃先処理を施した特殊工具の採用と高圧クーラントによる切りくず分断機構により、構成刃先の発生を抑制します。工具摩耗の予測管理と熱変位補正を組み合わせ、20μmという厳しい公差に対しても初物から最終ロットまで安定した精度を保証しています。
40名以上の認定検査員による全数検査体制と粗さ測定機・真円度測定機などの最新鋭の検査設備のもと、EV基幹部品にふさわしい高品質を量産スケールで安定供給しています。





