角R変更による精度向上とコストダウン

提案内容	角Rの指定
提案効果	精度向上、コストダウン

Before

角Rが0.1

製品の機能を実現するため、小さい角Rが要求される場合、要求される角Rを満足させるためには、加工条件や刃具寿命が悪化してしまうことが多いです。具体的には、角Rが0.1だと刃先Rが0.1になり、加工条件が悪くなるため、精度が悪化してしまいます。また、刃具寿命が短くなってしまうため、結果としてコストアップに繋がってしまいます。

After

切削加工のみ

一方、角Rを0.2にした場合、刃先Rが0.2になり、加工条件の改善改善され、刃具寿命の長期化にも繋がります。それによって、精度の向上とコストダウンを実現可能となります。もし、角Rを0.1にしないといけない場合は、ぬすみ形状を作って、根本のRを除去することで加工条件や刃具寿命の悪化を防ぐことができ、精度の向上とコストダウンにつながります。

ポイント

小さい角Rが要求される場合、加工条件が悪くなり、QCDに悪影響を及ぼすことが多いです。しかし、設計者の方とお話を進めていく中で、実はそこまで小さい角Rにする必要がない、といったケースがよくあります。量産自動盤加工.comを運営するキュリアス精機ではあらゆる角度からVE提案いたします。是非、お気軽にご相談ください。

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