横穴付き六角ナットの加工|キュリアス精機株式会社(愛知県)
今回の記事では、横穴付き六角ナットの加工におけるポイントについて紹介します。
横穴付き六角ナットとは
横穴付き六角ナットは、六角面の側面に横穴の開いた特殊な形状の六角ナットです。当社では、NC自動盤で全加工を行っています。
横穴付き六角ナットの加工におけるポイント
自動盤による横穴付き六角ナットの量産加工においては、下記の2つが重要です。
切粉・バリの処理
1つ目は、切粉・バリの処理です。横穴付き六角ナットでは、内径ネジ穴加工を行うため切粉・バリの処理が重要になります。当社では、切粉の処理を行うために、振動切削を用いて加工を行っています。自動盤で振動切削を行うには、付加価値装置を付けた自動盤で加工を行う必要があります。
当社では、その付加価値装置が付いた自動盤を保有しているため、内径ネジ穴加工においても、切粉・バリの処理を容易に行うことができます。
クーラントのかけ方
2つ目は、クーラント油のかけ方です。当社では、横穴付き六角ナットの加工時は、高圧クーラントを利用して切削点にピンポイントで切削油がかかるようにすることで、刃具の冷却と切粉の処理を同時に行っています。
横穴付き六角ナットの加工事例
継手ナット
こちらの製品は、産業機械向けの継手ナットです。
切粉の処理を行うために、自動盤を用いて、振動切削を行いました。
また、高圧クーラントを利用して切削点にピンポイントで切削油がかかるようにすることで、刃具の冷却と切粉の処理を同時に行っています。
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こちらの記事では、横穴付き六角ナット加工についてご紹介しました。
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