流体用ノズル(SUS630)
材質 | SUS630 |
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業界 | 自動車 |
加工工程 | 自動盤加工 |
サイズ | φ11×36、内径φ1.8 |
こちらは、流体用ノズル(SUS630)です。 本製品の加工ポイントは、主に2つあります。
1つ目は、内径のテーパー加工です。内径のテーパー加工の際、刃具の先が全面当たりして、加工負荷が掛かり刃具が折れやすくなります。そのため、当社では特殊刃具メーカーと協力しながら、切削性と刃具の合成のバランスがよい形状の刃具を製作しています。これにより、高精度なテーパー加工を実現しています。
2つ目は、クーラントのかけ方です。ノズル加工時は、熱が逃げにくくなるため、高温になりやすく、刃具の寿命も短くなります。その発熱を抑えるためにクーラントが重要になります。
当社では、高圧クーラントを利用して切削点にピンポイントでクーラントがかかるようにするといった工夫をすることで、刃具の冷却を行い、長く使用することができ、切粉の処理も同時に行っています。
当社では、
・最小ノズル穴径:φ2~
・最大ノズル穴深さ:アスペクト比10倍(テーパーの角度次第)
の加工に対応しております。ノズル加工は当社にお任せください。