真円度変更によるコストダウンとリードタイムの短縮

提案内容	真円度における過剰設計の防止
提案効果	コストダウン、リードタイムの短縮

Before

切削+研削加工

製品の形状、機能を実現させる上で、小さい真円度が必要となることがしばしばあります。小さい真円度が要求される場合、切削加工の後に研削加工が必要になることが多いです。具体的には、求められる真円度が5μ以下だと、切削加工後に研削加工を行う必要があります。切削加工と研削加工の複数加工工程を経るためその分コストがかかってしまいます。

After

切削加工のみ

真円度5μｍ以下を満足させるためには、切削加工に加え、研削加工を行う必要がありますが、真円度を10μmに落とした場合、切削加工のみで精度を出すことが可能になります。真円度を10μmに落とすことが可能であれば、研削加工の工程が不要になるので、その分コストダウンが可能となり、リードタイムの短縮にも繋がります。

ポイント

小さい真円度が要求される場合、切削加工の後に研削加工が必要になることが多いです。しかし、設計者の方とお話を進めていく中で、実は小さな真円度を求める必要がない、といったケースがよくあります。量産自動盤加工.comを運営するキュリアス精機ではそうした過剰品質の設計を防止することを含め、あらゆる角度からVE提案いたします。是非、お気軽にご相談ください。

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