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技術コラム

継手加工|キュリアス精機株式会社(愛知県)

継手とは

継手とは、建築物や機械などを始めとする構造物の配管や軸同士をつなぎあわせる接合部品です。継手には、プラグやブッシング、フランジのような使用用途、材質によって様々な種類があります。

 

継手の量産加工のポイント

荒加工

継手は、径の差が大きいため、荒加工(荒取り)が必要です。荒加工をすることで、仕上げ加工の段階で応力によって歪んでしまうなどのトラブルを防ぐことができます。

 

シール面

継手は、シール面の加工が重要です。シール面は、配管の接続部のことを指し、液体や気体が漏れないように締め切る必要があります。そのためには、面粗度を高くすることが必要になります。

当社では、満足した面粗度の加工を実現する為に、刃具材質、刃具形状での優位性のある物を選択しています。

 

深穴加工

継手の種類によっては、深穴加工が求められることがあります。

深穴加工は、切粉が穴に詰まり、ドリルの破損を起こしたり、要求精度を実現できなかったりすることが起こります。

そのため当社では、切粉の詰まりを防止するために、20MPaまでの高い圧力をかけることができるクーラントポンプを使用しています(通常は高圧の場合でも7MPa程度)。

これにより、切粉を排出しやすくなり、切粉詰まりを防止することができます。

 

継手の製作事例

ディーゼル噴射ポンプ継手

自動盤を使用して全体の加工を行っています。

主軸側と背面主軸側の加工においては、バランスを取りながら進めることで、1個あたりの加工秒数を20秒まで短縮しています。

また、外周面の粗さも、長さ20mmの範囲で6.3zの基準を満たすようにするため、刃具の材質や形状において優位性のあるものを選択しています。

さらに、シール面の加工も同時に行っております。

 

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継手ナット

材質がSUS316のステンレス難削材かつ、内径ネジ穴の加工が必要のため、

・切粉の処理

・クーラントのかけ方

の2つが重要になります。

当社では、本事例のように、継手の高精度な量産加工を得意としています。

お気軽にご相談ください。

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継手の加工は当社にお任せください!

こちらの記事では、継手の加工についてご紹介しました。

量産自動盤加工.comでは、自動盤により、鉄・SUS・アルミなどの金属を月産1万個から100万個以上、量産加工を行っています。

高品質の加工品を安定供給するための加工、検査、表面処理まで量産ラインにおける一貫体制を敷いており、品質管理体制も万全です。 

高精度な切削加工でお困りの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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