シャフト加工|キュリアス精機株式会社(愛知県)
シャフトにも様々な種類がありますが、当社では、スプラインシャフト、段付きシャフトと呼ばれるシャフトの加工を行っており、全長が100ミリ以下、外径がφ25ミリ以下のシャフト加工に対応しています。
今回の記事では、シャフト加工のポイントについて紹介します。
シャフトとは
シャフトは、モーターやエンジンなどの動力を伝える役割を持つ棒状の部品です。
シャフトにも様々な種類がありますが、当社では、スプラインシャフト、段付きシャフトと呼ばれるシャフトの加工を行っており、全長が100ミリ以下、外径がφ25ミリ以下のシャフト加工に対応しています。
シャフト加工のポイント
当社では、自動盤によるシャフトの加工を行っています。
シャフトを加工する際は、ワークがたわまないようにワークを支える「ガイドプッシュ」という道具を使う必要があります。自動盤でシャフトを加工する場合、ガイドプッシュ式の自動盤を使用します。
当社では、100台以上ガイドプッシュ式の自動盤を保有しているため、シャフトの量産加工が可能です。
また、段差がある形状の場合は、常にワークがガイドプッシュに掛かりながら加工しなければならいないため、ワークの端から順番に削っていく必要があります。
研磨材を外周に活かす際は、ガイドプッシュやチャックによる擦り傷がワークに入らないように注意する必要があります。
シャフトの加工事例
センサー向けシャフト
こちらは二面巾のフライスにてテーパ加工を行ったシャフトです。
テーパ加工部に平行度を出す際に加工秒数短縮のために、主軸と背面主軸を同期制御することで加工バランスをとった加工をしています。
シャフト(SUS303)
こちらは、ステンレス製のシャフトです。
突っ切り仕上げにて、加工を行いました。
突っ切り仕上げとは、材料から製品を切り離し、全長を決める加工方法です。
突っ切り仕上げをすることで、背面チャックをつかんで行うよりも、加工時間の短縮をすることができます。
シャフト(SUM22)
こちらは、シャフトの加工事例です。
自動盤でブランク加工を行い、ねじ転造後にねじ外径落としを行いました。一定の幅(10mm)がないとねじ転造ができないため、転造後に、外径落としをしています。
また、亜鉛メッキも実施しています。メッキ後に転造箇所の検査を行い、製品保証をした上で出荷をしています。
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こちらの記事では、シャフト加工についてご紹介しました。
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